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HACCP理解できてる?コスト削減に繋げるムリ・ムダ・ムラのない環境作り

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  • 2023年7月28日
  • 読了時間: 1分


この記事は、こんな方におすすめ

・HACCP義務化で導入したけど効果がいまいち体感できていない

・お金と時間だけかかったイメージ

・もっとコストって抑えられないかな?(時間とお金の節約)

・現場をもっと効率化したい(ムリ・ムダ・ムラのない環境作り)

・コンサルタントって意味あるの?

「HACCPシステムは食品安全+コストの削減」に繋げるべきである

これまで多くの企業様をコンサルをしてきて、ある共通するシステム運用の課題があることに気がつきました。 それは、「コストの削減に繋げることができていない」ということです。皆さんにここで一度思い出して欲しいのが、何の為に多くの時間とお金を費やしシステムを構築・運用しているのか、ということです。もしかすると、はじめは取引先の条件を満たすため、義務だって聞いたから、といった理由だったかもしれません。 もしそうだとすると、あまりにも高い維持費を払い続けることになる、というよりムダに思える運用費を毎年しぶしぶ払ってるのではないでしょうか?
さらには、現場には面倒な作業が増えつづけ、事務所には大量の記録、しまいには管理責任者が1人で奮闘し疲弊、こういった企業は少なくありません。 いくらHACCPが義務とはいえ、食品安全だけを確保するだけではあまりにももったいない
せっかくシステムを構築して運用しているのなら「HACCPシステムは食品安全+コストの削減」に繋げるべきである、と思うのです。

システムの理解と共有:会社全体での協力が必要

しかしなぜ、こういった企業が数多くうまれてしまっているのでしょうか?

これを深掘ってみましょう。結論を言うとこうです。 「作ってもらったルール」の理解が浅い 「現場スタッフへの共有ができていない」 皆さんの会社ではどうでしょうか?少し想像してみてください。 衛生管理を任せられている管理者層は、衛生面・効率面を考慮しながらより良い環境をどうしたら作れるのかを考えます。

しかしながら、現場のスタッフは、その日のスケジュール・今やってる作業をより早くこなすことを優先して考えます。これもまた会社側から求められてることだったりします。

この2者には必ずと言っていいほど、判断にズレがうまれてしまうのです。


ここでよくある2つのケースを紹介します。

ケース1

管理責任者側がシステムをいまいち理解できていない

なぜこの作業が必要なのか、システムの本質を理解できていないため、不要になった作業をなくしたり、手順改善の判断ができない。 また、現場スタッフに対してシステムの有効性を十分に説明できず、テキトウもしくは間違った理由で作業させ現場の判断を誤らせる。

ケース2

管理者の要求に対し現場スタッフの協力が得られない

「こういった理由でこの作業を入れています。」「この作業の目的はこれです。」をちゃんと理解させてもらっていないスタッフからすると、その作業は「省きたい」が勝つ。現場の心理として、これはありがちなことだと思います。 それがもし、ロス・廃棄が増える結果になってしまうとしても、現場ではそう判断されてしまうのです。


「やり方は変えたくない」このひと言で片付けられるケースも多くの現場で見てきました。 有効なシステムを運用するには、システムの理解と共有:会社全体での協力が必要なのです。

でもどうやって?

弊社のコンサルティングでは、まず「何のためにシステムを構築しているのか?」システムの必要性を理解していただくため、丁寧なアプローチを心がけています。経営陣または管理責任者が、どんな企業を目指しているのかも含め、それぞれの企業にあったシステムを構築するには、責任者側のシステムへの理解が必須なのです。 この理解が深まれば、何が起きても自分たちで修正する力がついてきます 次に必要なのが、企業内でのシステムまたは取組への理解を拡げていくことです。システムを理解している人間(つまり協力者)が増えれば増えるほど、その場その場の判断に間違えにくく、長生きしていく企業としての力がついてくる、といった次第です。

まとめ

これまで多くの企業様を見てきた、エフェクティブナビだからこそ言える、重要なポイントをまとめてみました。過去にコンサルを入れてみたが、いまいち効果が実感できなかった方、HACCPシステムを導入してみたがコストばっかりかかるといった感想をお持ちの方、今回まとめたポイントへのアプローチは如何に行われていましたでしょうか?

また、本来コスト削減に繋がるべきHACCPシステムは、単なる導入以前に会社全体での理解を深めることが最も重要だということが分かっていただけましたでしょうか?


本日は以上になります。ここまで後拝読いただきありがとうございます。

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